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j-ume blog

建築 + アーバニズムの冒険 - the quest for urbanism + architecture

パリ - 変わり続ける状況と

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パリに日帰りのstudy trip。朝6時に家を出て、9時にはパリ北駅に到着。

パリの周囲を取り囲むリングロード沿いの敷地を見学。プロジェクトと言うよりも都市の縁で何が起こっているのかをつぶさに見る。

URBAN TISSUEは、パリのそのもの、旧城壁パリ側のソーシャルハウジング、旧城壁の外の掘に沿うリングロード、旧城壁の外側の工業用地及び巨大ショッピングセンター、農業グリッドにそった細長い形状の建築群、パリ郊外の街と変化する。もっとも全て現在のパリの領域ではある。

そんな敷地と、リングロード上に人工地盤を配置してできた10年ほど前のソーシャルハウジング群などを見る。なぜだかコルビュジエを踏襲したモダニズム建築は、できた都市が10年前と聞くと不思議な感覚だ。


パリらしく、ちゃんとしたランチのあとは、だだっ広い鉄道沿い工業地帯跡地を抜けて新国立図書館へ。この周辺は工場跡地が再開発されている。

図書館は前ミッテラン大統領のイコン。5年前に訪れたときは周囲は再開発前であったこともあり、凛とした空間はもの寂しかった。地下鉄の駅から殺風景な空間を経て単調な木のデッキの階段へとでた。

現在は周囲の再開発がほぼ終わって、今まで見てきた再開発地区の中でも最も賑わいを見せている。図書館の空間も広すぎるとか、街に接する大階段が威圧的とか言う声もあるが、僕は好きである。現在はセーヌ対岸の公園とを結ぶ歩行者の橋も完成して、橋から見る夕焼けを背景にした図書館のタワーはとても引き立っていた。
隣の映画館が、単調な木デッキのオープンスペースの空間を断絶しているようで好きになれない。

再開発地区はにぎわいがあるとはいえ、インターナショナルスタイルというか、パリらしさを欠いたというか。グリッド上の街区に発つビル群、足下のカフェテラスもパリのそれには及ばず所在なさげにうつる。

ただし、道路のデザインとか、公園のようなパブリックオープンスペースから見えてくる全体の構想はかなりポジティブに評価すべきだと感じた。新しい地下のメトロとRERの駅も、地下空間としてはよく作られている。


最後に、ジャン・ヌーベルの美術館へ。閉館し、庭にすらは入れませんでしたが、併設するオフィス?の緑化された壁にはただただ驚きます。フェルトか何かに植物が植え付けられ、常に水を含ませることで、苔のようなしめった環境を好む植物が繁茂していました。
  1. 2006/11/28(火) 08:27:47|
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