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j-ume blog

建築 + アーバニズムの冒険 - the quest for urbanism + architecture

伐採メインストリート - tramway

大学のメインストリートにトラムが走る予定があります。デン・ハーグから繋がり、将来的にはロッテルダムの空港まで伸びるとか。

大学内では随分前からメインストリートを閉鎖して工事の面影。日本に比べればゆったりと工事は進む様子で、遅々として進んでいないのですが、今日は何本か立派に育った並木が切られておりました。理由はどうあれ、木が切られるのはあまり気持ちの良いものではありません。

人口の土地オランダでは、特にランドスタッドあたりで見られる森も人口のもの。特に木を切ることには抵抗はないような感覚を受けます。


北大のメインストリートの立派なポプラを思い出しました。有名なポプラ並木ではありません。前にも書いたっけ?

あまりにも立派な木々は老木で大学は伐採する事を決めます。伐採への反対運動が市民からあり、それをかいくぐるように、真夜中に伐採が始まりました。誰かからともなく電話を受けて伐採を見に行った記憶があります。

伐採後しばらくは切り株周辺には、異様にポプラの生々しい木の匂いが充ち満ちており、何とも不気味でした。

ちょうど伐採の翌秋、北海道らしからぬ台風が直撃して、構内の木々は何本も倒れたのでした。あれだけ大きなポプラを切っていなかったらと、考えると、伐採は正しい判断なのでした。


ただ、その後の判断が腑に落ちない。切り株の真ん中は、老木ということもあり空洞になっている。それを花壇として活用しようと。なんともきれいに聞こえるアイデアなのでしょうが。

切り株からはしばらくすると、無数の新芽が萌えだしていました。それをも切り払い、切り株はペンキの焦げ茶色みたいな薬で固められ、花壇になっております。

ヨーロッパの農村風景を電車から眺めると、高さ2mくらいのところで切られたポプラなどの木々を見かけます。そこは瘤のようにふくれて、そこから新たな幹が伸びています。

想像ですが、防風の為の木々は生長しすぎて、倒木を防ぐために周期的に同じ高さの場所で切られているのだろうと。

北大のポプラもそういう選択肢は無かったのかなと想像したりします。専門家ではないので詳しくは分かりませんが。

いずれにせよ、花壇なんかにするよりは、新しい若木を植えて、50年後のキャンパスに思いを馳せた方がよっぽど良いと思うのですが。


やっぱりこの話は前にも書いたかな?

ちなみに、遅々として進まない構内の工事は僕のこちらにいる間には終わりません。
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  1. 2007/03/17(土) 09:28:45|
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