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j-ume blog

建築 + アーバニズムの冒険 - the quest for urbanism + architecture

lond/on - デザインの力

3rd International Architecture Biennale Rotterdam が五月末から九月まで開催中。ヴェネチアには到底敵いませんが、建築のイベントが目白押し。先日のコルビュジェ展もその一部です。

今日はクンストハルにてPeter Bishopのレクチャー。5€でしたが。
1730からだったので、1630につくように行って展示も見るつもりでしたが、1700のクローズの15分前に展示室はしめきるよと、極めてオランダ的なので展示はあきらめて講演のみ。

Peter Bishopはロンドン市長の直轄組織と思われる"Design For London"のDirectorに就任した人物。初めて聞いた名前だし、ホームページもまだ整備されていないし、ネットでは同姓の人がヒットしてしまったりして、どのような人物かは分かりかねますが、レクチャーはとても良かった。

Urban Task Forceとしてリチャード・ロジャースがコンパクトシティの方向性をまとめたと同じような立場と思われますが、もっとロンドンに腰を据えてデザイン戦略を練っている模様。

オリンピックとかそういう華やかな事が手がかりになってはいるけれど、それでももっと落ち着いて都市を見据えている。

たまたまあった建築で留学しているコリアンは話が一般的すぎ、都市スケール過ぎといってました。都市のマスタープラン的だからそれは正しいのだけれど、アーバニズムにずっと浸ってきた僕にはとても為になりました。

おもにパブリックスペースの戦略が面白く、小規模なものから大規模なものまで。

小規模なものは都市のパブリックスペースを都市のコンテクストの中でいくつか作り出していくこと。大規模なものはキングスクロス周辺の再開発。

ビエンナーレは"POWER"というテーマで進行していて、今日の会のタイトルもPower of urban design。ですが、氏はcatalystという言葉でパブリックスペースを説明。

最後の討論でも、ビエンナーレ当局はpowerにこだわりすぎた質問で攻めてました。Powerと聞くと権力的イメージもついてきて、言葉自体はcatalystとかacupunctureというほうがやわらかな感じがよい。言葉上の問題ですが。

Catalystとは?という質問に、デザインしてから10年後に空間が最も美しいことと簡潔に言っていたのが印象的でした。

勿論10年でなくとも、時間と共にそのプロジェクトの影響が広がってその空間自体にその影響が還元され、それ自体引き立つと。

僕のthesisにも関連して大きな刺激を頂きました。
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  1. 2007/06/02(土) 05:13:22|
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