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j-ume blog

建築 + アーバニズムの冒険 - the quest for urbanism + architecture

Bielefeld, Germany - リジッドな表面だけの建築、そしてコピー

bielefeld_ws.jpg

事務所でずっとしていた、ドイツ、Bielefeldのキャンパス計画の最終プレゼンが現地にてありました。所員さんが多忙のため、ボスと僕で現地に向かい、現地でドイツのパートナーのランドスケープアーキテクトと落ち合います。

写真一番手前が僕らの作品。パネルが予想外な緑で出力されてしまったのが気になります。

ドイツ語がわからないので要点はつかめていないのですが、手応えは良し。明日の朝の結果を待ちますが。

5チームの指名コンペ。他チームはというと。

だいたいどこも同じようなアイデア。それも一月半のコンペは、スタートワークショップ、中間公開プレゼンを挟んでいるため、大学の要求、市の要求、ジュリーの指摘にそって最終を迎えているので、当然の結果です。が、勿論、案は多様。

自分らのはおいておいて、一番良かったのと思ったチームA。長方形に配置計画のアウトラインを統一して、既存大学と対角線上にある森とを結ぶ細長い三角形のオープンスペースを空けて、あとは、コの字、ロの字、L字を分棟。とてもきれいにまとまってました。

チームB。全体を一つのロの字建築にして真ん中にオープンスペース。巨大建築。パースはきれいに書いているのだけれども、そんなものはファサードをくっつけておいて、きれいにフォトショでコラージュすれば出来ます。スケール感が疑問。

チームC。チームBと同じように、いわゆる「建築家」がビシッと作図した案。フレキシビリティとかいってダイアグラムを書いていても、建築のフットプリントが微妙に違って、建築の形態は対応できるよといっているに過ぎない。フレキシビリティを分かっていないのではないか?と思わせるようにB,C共にrigid。

と生意気いうのも、僕らのチームはフレキシビリティを押している。15年くらいかけて順々に開発されていく大学が、コンペ概要に書かれた通りに進んでいくはずがなく、概要にかかれた要求規模も5年後には状況の変化で変わっている事が想像できる。

だから、オープンスペースは骨格となるようにメインのコンセプトにする。それがキャンパスのアイデンティティを決定づける。建築は、建設が決定している最初の建物の青写真は描くけれども、その他は、建築をたてて良い場所をきめてそれぞれに対する建物のルールを決める。

だからパースもCGとかで完成した空間を示すのではなく、手書きで簡単に色をのせたものを、空間の想定されるイメージを示す。パワーポイントのプレゼンでは、事例、スケッチ、今までの作品を見せて、建築のイメージを示す。

いやはや、勉強になりました。


最後にチームD。あからさまに僕らの案のコピー。マスタープランだけではなく、スケッチの手法まで。パクルなど愚の骨頂。
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  1. 2007/06/22(金) 08:38:52|
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