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j-ume blog

建築 + アーバニズムの冒険 - the quest for urbanism + architecture

int. co. - 留守電アメリカ

今オフィスではスティールの家具をデザイン中。おおよそのデザインはまとまって、今は椅子の為のクッションの素材を探しています。金属の椅子は硬くて長時間座るには適さないので。

本とインターネットで収集した情報を元に、北米とヨーロッパの8社ほどにサンプルを送ってもらうように頼みました。今日は返信のなかった北米4社とオランダ1社に催促の電話を入れました。

北米はどれも西海岸側だったので、時差の都合上、仕方なくドイツ語のクラスの後、夜、オフィスに戻って電話。

2社かけて、どこも、まずは機械のオペレーション。会社訪問のアポは1、プロダクトに関する質問は2・・というようにメッセージが流れて、プロダクト関連のダイヤルをプッシュするも、繋がるのは留守電。メッセージを残そうかと思ったけど、もう一通催促のメールを送る事にした。担当者と話せないなら、言葉のほうが伝えたい内容は伝わりやすいとの判断です。

3社目、内線番号を押すようには伝えられず、違う電話番後が機械の録音音声から流れますが、早すぎて聞き取れません。ネイティブでもあれは早すぎるに違いない。

4社目。ようやく生きた人間の声。やはりアメリカン・イングリッシュは聞き取りにくいと思いつつ、先週メールをしてサンプルが欲しい旨伝えると、じゃあ、ヴォイスメールにメッセージを録音して下さいと言われ、人間から機械へと電話はつなげられました。さすがにメッセージを残しました。あとで担当者がメッセージを処理するそうです。

北米4社のうち、3社はマテリアル製造系の大企業。まあ大企業の対応はこんなものかと納得できなくもないですが、もう一社はデザイナー向けにデザイナーがマテリアルをデザインしている会社。

留守電で対応するのがアメリカ式なんだろうか。担当の生きた人間に直接訴えるためにわざわざ国際電話したはずなのに、意味がないではないか。


一方のオランダの会社にはお昼に電話したのですが、極めて人間的で気持ちの良い対応でした。若い事務のおねえさんが電話に出まして、
僕:「先週サンプルのリクエストをメールでしたんだけど?と」会社名を告げる。
彼女:「ちょっとまって、メールボックスチェックするから。いつ送った?・・・見つからないわ・・・。メールの件名は?・・・・あ、ありました。確かに、メールを受け取っていますね。・・・そして、私たちは・・返信してませんね・・。ごめんなさい。」と。
欲しいプロダクトと、プライスリストなどの資料を送ってもらうように確認すると、「すみません、早速送ります」と。電話を切った後にすぐさまメールで資料などが添付されてきて、サンプルも送ってくれるとの事。
電話を切るときに、オランダ語でありがとう、と言うと、フフフフフ(何でオランダ語知ってるのとの含み笑いに違いない)と、お姉さん。


とにかく、ビジネス・アメリカとヨーロッパの違いなのか、会社規模の違いなのかよく分かりませんが、オランダの対応のほうが一緒に仕事するなら気持ちがよい。椅子のクッションにも是非オランダの会社のものを使いたいものです。かっこいいし。


ところで、ベネチアに住むイタリア人の友人から、日本のとあるメーカーの地下足袋シューズが欲しいから、注文の手助けをして欲しいと頼まれていたので、その会社にコンタクトをとったのですが、対応が素早すぎる。丁寧すぎる。さすがはお客様は神様ですの国ニッポン。

地下足袋シューズは、地下足袋をお洒落に作っているもので、ガイジンにむしろ人気があるようで、その会社のホームページには外人用の注文フォームも用意されていたのだが、そこでセレクトされているのは限られた商品のみ。彼女が欲しかったのはそこにはなくて、会社に直接コンタクトをとったわけです。

その会社も伝統を現代にする寄せるような事をしていて気持ちが良い。またそれを評価するのはへたに伝統を知らない外国人だったりするのだと思います。デザインの世界で伝統をあたらな次元に引き上げるのは、インターナショナルである事が重要だと実感。伝統に媚びずに果敢に挑む事もきもちがいい。


ところで、オフィスの経理のオバチャンが、ブタペストに行ってきたようで、是非行くようにひどく薦められました。特に若者には刺激的な街だそうで。ドナウに浮かぶ船でクラブイベントをしたり、伝統的な街は若者によって生き生きしているよとのこと。


ところで、ベネチアと言えば。ボスはビエンナーレに行ってきたようで、石上純也氏の日本館がいたくお気に召したようで、本を貸してくれました。テイストは全く違うのだけど、全てのディテールまでパーフェクトだったそうで。
ビエンナーレに行く時間とお金はあるだろうか。やっぱり生きたい。

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  1. 2008/09/23(火) 22:43:03|
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