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建築 + アーバニズムの冒険 - the quest for urbanism + architecture

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臥龍ランドスケープ - 金比羅シークエンス

昨年大晦日、NHK-hiの建築百選を見ていたら、愛媛大洲市にある臥龍山荘が紹介され、それをみた父が(二十数年前に訪れた事があるらしく)ひどく行きたがり、この週末に行く事になり、両親に同行した。ということで、訪れた建築系だけピックアップ。建築集。

桂離宮に大きく影響を受けた山荘は、まさに数寄者のつくった数寄屋。もちろん桂には及ばない小さな建物には建築の細かなアイデアがくどいまでに詰まっていた。母屋、離れの庵、茶室が川沿いに庭と共に。なかでも庵、不老案は川沿い崖ちに浮遊。洒落気を利かせた、生きた木が一本、柱となっている。船のように川に浮かぶよう。母屋となる臥龍院は天井高の違う部屋が連続する、とても心地良く豊かな空間。素晴らしかったです。久々の鳥肌でした。

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そのご、内子へ。街並みが良く残っていて、蝋燭の製造で栄えた町。芳我さんという一族がここを取り仕切っていたようで、三件の巨大な芳我邸が強すぎる存在感を出していました。
また、内子座という歌舞伎劇場が保存されている。現在は年に数回の公演にしか使われていないようだったが、昭和40年頃までは、映画などもふくむ公共のホールとして活用していたらしい。地元有史の尽力で保存され、活用されている事には敬意。枡席の伝統的歌舞伎小屋だけど、もっと使ってもらいたい者です。ゆたかな町であったようで、昭和初期頃?の児童館、図書館と思われる建物もあり。図書館も老朽化で使っていないのが残念だが、こちらは洋風な面持ち。


松山へ。アンドウによる、坂の上の雲美術館。外観とか三角形をくるくる回る内部も立体的で面白かったです。見せ所は階段。

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道後温泉。夏目漱石も入ったとか言う、銭湯の親玉のような立派な和風三階建て。千と千尋の油屋に来たようでした。


西条市へでて、アンドウの光明寺。これは残念ながら法要があり、拝観出来ず。きれいな水面は、すぐ脇で湧き出る水です。そしてここでカメラ電池切れ。

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このお寺の近くに気になるコンクリート施設発見。見覚えがあり寄ってみると、西条市体育館。帰宅後、調べると、1961年、坂倉準三によるもの。老朽化により10年前に閉鎖され放置されています。廃屋です。残念。壊されていないのを良しとする所ではありますが、壊されていないのは行政に解体するお金がないためでしょうか?あまりに無惨。何かに活躍される事に期待。
ちなみに、見覚えがあった、というのは、坂倉準三がこの二年後に作った、佐賀にある市村記念体育館でした。


最後はこんぴらさん。町から参道へ。階段沿いにおみやげ屋さんが並ぶ姿は圧巻。ゆるい坂道、階段、門、境内、いくつものお社、本宮、森、森、奥社とシークエンス。振り返れば、琴平とか高松とか日本海が見えるはずが曇天。ですが、素晴らしい体験です。そして何より疲れます。長い階段とは聞いていましたが、一番上の奥社まで行くのは大変。
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  1. 2009/02/22(日) 17:05:30|
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