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建築 + アーバニズムの冒険 - the quest for urbanism + architecture

Before Sunrise - KUROSAWA

映画のお話。


Before Sunrise

アメリカ人とフランス人が電車の中で出会い、そのあとウィーンの街を陽が昇るまで徘徊するだけの映画。

大きな波風も立たずに、脚本的な大きな見所はないが、しっかりと恋に落ちて分かれておわる映画。

ただ、それぞれの出来事なのに、立ち寄るレコードショップ、カフェ、歩き回る街、トラムの中。
二人の演技だけでなく、エキストラ(あくまでエキストラ。脇役ではなく、通りすがりの人や、cafeでコーヒーをのむ人のようなエキストラ。)も印象的で、丁寧だった。

ちょっと気怠いヨーロッパの夜の雰囲気が醸し出されている。


クロサワ

NHK BSで黒沢明特集がやっている。「生きる」と「赤ひげ」をみた。ちなみに本日が「七人の侍」

どちらも傑作。生きる事のすばらしさが伝わってくる。

「赤ひげ」は黒沢明監督最後の白黒作品らしい。「生きる」と比べると映像の質がかなり向上しているのが分かる。そして黒沢の映像にかける力が伝わってくる。

あえて女優の目だけに光を落として、妖艶不気味。
回る数え切れない風車。
光と陰、天候、色々な要素が溶け込んでとてもきれいだった。

白黒ならではなのかも知れない。
黒沢のカラー作品も見たいと思う。


雑談:休憩

そういえば「赤ひげ」「七人の侍」は休憩がある。三時間の大作ゆえだが。

そういえば、小学生の頃に今はなき地元の映画館に映画を見に行ったことがある。「僕らの七日間戦争」をみたのだが、抱き合わせでもう一本、幕末モノの時代劇の映画もやっていた。

二本立て、ということは、ちょっと昔は映画館で過ごす時間は3時間以上と設定されていた。とすれば、大作に休憩を挟むか、小作品二本立てってことになっていたんだろう。

また、そういえば当時は、入れ替え制ではなかった。

幼少の記憶の中で数回、エンドロールが流れる途中で映画館に入った事がある。
良い席を取るために。
クライマックスを見ないように、エンドロールになったら、入って、席を探す。

今は、どこも入れ替え制になっていると思う。それでも今でも、映画館には、ご丁寧に「入れ替え制」と小さく書いてあったりする。今の子供たちは、この意味がよく分からないのだろうと思うと年をとったものだ。

今のシネコンは、入れ替え制どころか指定席だ。
ちなみに、シネコンの、ポップコーンにかけるメープルシロップの甘い匂いが好きではない。
映画館という雰囲気よりは遊園地のようなゲームセンターのような雰囲気もあまり好きではない。
でも今はほとんどがシネコンだ。


雑談:日本映画と役者

親が黒沢映画の出演者をみながら懐かしんでいた。そりゃそうだ。

加えて、今は個性的な脇役が居なくなったねえといっていた。ノスタルジーゆえも大いにあるだろうが、納得するところもおおい。

黒沢作品は随分たくさん見たので、繰り返し出てくる、良い味を出す俳優さんを何人か覚えてしまった。
僕が好きなのは、加東大介だったかな?用心棒で眉毛のつながったメイクをしていた人。

今の俳優さんは・・・、あまり最近の邦画をみていないのでよく知らないだけだ。

ただ、日本映画独特の(ちょっと退屈な)時間感覚とか映像感覚は、マイナーな日本映画ではいまだにある。が、風で飛ばされそうなほどに軽くオシャレ。(それが嫌いではないが)
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  1. 2009/02/06(金) 18:15:37|
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