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j-ume blog

建築 + アーバニズムの冒険 - the quest for urbanism + architecture

Depth and Deepness - デザインの態度

まだまだ未練、かもしれない。

学生のころからしばらくずっと、デザインのニュースは欠かさず見てきたわけだが、日本の会社に就職してからは疎かになっていた。反省しつつ、久々にネットでみる主に建築デザインの世界は、クールにピリピリと刺激的で、透明度の高い湖の底を見ているような気がしてくる。

孤独なわけだ。

デザインの内側では、デザインの意図する深さ、は、限りなく深い。透明度の高い湖にボートを浮かべたときに覗き込んだ湖底は、限りなく澄んでいる水の癖に、暗く見えない。それは吸込まれそうなほどに不気味でかつ魅力的。このまま沈んでしまってもいいかとさえ思えてくる。

デザインの外側では、デザインの意図するところは、その透明度の高い澄みきった水をコップですくって太陽にすかして、水のしずくをきらきら輝かせているに過ぎない。おいしそうだねとかいって、飲み干せば、あっという間になくなってしまう。それでもまだ水道水から出てくる消毒水を飲むとか、スーパーで売っているプラスチック・ウォーターを飲んでいるよりはましなわけだが。

ただし、世の中の9割がたはデザインの外側だ。デザインの意図していたものは、デザインが可能にしてくれるものは、相当幅広いと信じていたはずだ。外側では、その一番上の層を見ているにすぎない。

名刺には、大きく振りかぶって、Urban Designerと入っている。透明すぎて曖昧な視野ではどこに切り込めばいいのかわからない。一緒に透明な湖の底を見つけようとする人はいないけれど、透明すぎてターゲットは絞れないけれど、水先案内人はいないけれど、少なくとも透明度を汚そうとする人もいない。
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  1. 2009/09/25(金) 02:08:02|
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