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建築 + アーバニズムの冒険 - the quest for urbanism + architecture

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Go west – 京都大阪岡山大分別府博多広島

西へ旅行していました。ブログは自分の建築都市遊び備忘録なので、頑張って書こう。長いですよ。

東京を出てまずは実家へ。最終目的地の大分ではキャンプらしいと聞いていたのだが、のどの調子が悪くて、実家ではのんびりしてました。

翌日は、大阪。夜中に友人がクラブでライブペインティングをするとの事で、それが目的。道中京都に立ち寄ります。


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石の森、松尾大社

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重森三玲の後期の庭を見ようと、松尾大社へ。たてられた石が森のようにならんでいる。おせっかいな庭園説明係のおっちゃんの説明によると、石は歌人であったり、亀の頭だったり。コンクリートを遠慮なく使って、新しい日本庭園の作風に取り込んでいるのは見事。ただ、くどい。シンプルに心に入ってくる日本庭園を越えた作品は余り好きにはならなかった。重森三玲はやはり初期の東福寺がいい。最もなえたのは、三つある庭の一つ、庭に夜間ライトアップの照明が、何の遠慮もなくおかれている。そんなのなら、ライトアップなんていらない。
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大阪では、アルド・ロッシが外観をデザインしたというビジネスホテルに泊まる。中身は何てことないビジネスホテル。外観も、アジア的な看板広告に呑み込まれて、地味すぎた。


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音と筆、ライブペインティング

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小さなクラブだった。友達が壁の白紙を前に、紙を書き上げてテンションをあげて、リズムを取りながら、暗い画を描いていた。ライブペインティングには地味すぎる彼女の作風だったけど、なかなか面白い。彼女の本職の銅版画はなかなかによい。
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岡山への移動、新幹線が停電により緊急ブレーキ。車内缶詰で一時間半。サウナでした。新幹線は岡山の10分手前で止まっていた模様。運転再開したらすぐついた。岡山で行きたいところは三ヶ所あった。そのうち一つ、閑谷学校は、前日の大阪の夜更かしのため、朝起きられずに断念。


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水の館、後楽園

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後楽園は日本三名園らしい。広々とした日本庭園。快晴の青空とあいまって、広い。庭の置くに建物もほとんど見えないから余計にいい。だだっ広く真夏は暑い。芝生が広がっているが、これは明治のころに芝生になったらしい。これがいい。広さをさらに演出する。かつては、農村の雰囲気を残すために、田んぼと畑だったらしい。なお、庭園に畑を取り入れる例は他の国には見当たらないとの事。いまでも茶畑と一部田んぼが残っている。芝はもっと開けばいい。その昔、庭園内にござをひいてお茶をたしなみ、和歌を読んだように、日本庭園の中でお弁当したっていい。

この庭園に立つ流店が目的地。屋根を柱が支えるだけの建物、その真ん中を水が流れる。ここばかりは真夏に行ってよかった。観光客、中国人、子供、みんな靴を脱いで足を水に突っ込んで涼んでいる。真ん中に並んだ石がかなりつるつるしていたから、もう何百年も足が石を光らせているんだと思うと、歴史を感じる。この建物、観察するほどに不思議だ。建物のふちはふすまがはまるようにしつらえてある。二階もあって、二階への入り口は、水の真上にある板を外してはしごのようにして登るのだと想像できる。しかし、気持ちがいい。

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回遊することを目的とした日本庭園は、その歩く空間を見ているのが勉強になる。飛び石や橋の配置、植栽の配置、緩やかに計算されたそれらは、ランドスケープの原点のような気がする。むかしから、人々のデザインすることへの熱はいまでも熱く伝わってくる。

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斜面の際と緩やかなカーブ、吉備津神社

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岡山からローカル線で少し、すっかり田園里山風景。神社へのきつい階段を登ると、斜面ぎりぎり、階段を上り詰めた際に本殿がある。階段から真上を見上げるような構成はなかなか迫力があるし、他には思いつかない。本殿も独特な二つの屋根が連続していて、なかなかこちらも迫力がある。本殿の脇から、有名な回廊が伸びている。まっすぐに伸びるが、地形に合わせたスロープと同じ形に屋根がカーブしていて、そのため、回廊の先は見えない。西日がきれいにさしていて、こちらも気持ちがいい空間体験。


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離れ小島のキャンプ、黒島

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さて、ようやく友人の待つ大分に到着。スリランカで仲良くなったたこ焼きやさんの故郷。キャンプに行くと聞いていたが、なんと30人近く集まるらしい。
スーパーで大量の食材と酒の買出し。そのご、車を走らせて、目的地へ到着。九州本島から渡し舟ですぐ先の、黒島で。なんでも、昔々、オランダ人が上陸した地らしい。
畳の広間、雑魚寝部屋が10ほどあり、地元のおばちゃんたちが運営しているっぽい。バーベキューと砂浜があるだけの小さな島。
参加者は自分よりも若い人たちが多くて、飲んで騒いで、夜中に海に飛び込んだり、せっかく作ったカレーが鍋ごと酔っ払いの千鳥足でぶちまけられたり、夜中に星がきれいだったり、最高の時間。


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坂、臼杵

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キャンプ場から、臼杵のまちへ。古い町並みが残っている。特に裏手、坂のほうは、まだ観光に毒されていなくて、気持ちがいい風景が残っている。とくに坂に立つ、お寺の一部だったみたいな建物は観光客に解放されていて、路地沿いの座敷の開放した感じがとても心地よい。いい街だった。


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泥の湯、黄緑の湯、別府らへん

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やっぱり大分に来たら別府。いわゆる観光的な地獄めぐりとかはせずに、まずは泥湯へ。

湯船のそこに粘土質の泥がたまっていて、お肌がつるつるになるみたい。露天風呂は混浴になっている。お湯がにごっているし、女性内湯からは囲われた廊下で湯船までいけるみたいで、安心です、と、受付のおばちゃんは強調していた。若い女性も多いっぽい。泥湯は体を洗う施設はない。ただただ、温泉の効果を体に蓄えるのみ。あまりに体が硫黄臭いし、やっぱり体は洗いたいので、普通の温泉へ。こちらも硫黄質ではありますが。

翌日は、秘湯っぽいところへ。バスクリンみたいな黄緑っぽいお湯。こちらも最高でした。


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謎の山小屋の地鶏

山奥の有名らしい地鶏を食べに行くと、残念ながらそのお店はもうやっていないとか。おばあちゃんのやっている有名店らしいのですが。近くに見つけた地鶏が食べられるログハウス風のところへ。おっちゃんの口癖、「違うでしょ・・・味が。僕は料亭上がりなんです」との言葉とは裏腹に、高い、あんまり美味しくない。まあ、おっちゃんが一人で立てたらしいログハウスに免じてよし。


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福岡屋台と夜

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福岡へ移動。ディープな博多の夜の始まり。しかし、平日にもかかわらず、中洲の夜の街の賑わっている事。お酒好きな九州の首都の夜の街はあつすぎる。
地元の人の間では、屋台はあまり行かないらしい。高いから。観光用になっているんですね。でも、変り種の屋台バーへ。あの屋台の骨組みそのままに、お洒落なお酒が出てきます。25年、やっているらしいので、もう老舗の域ですね。屋台は、都市計画的には絶滅危惧なので、今後も頑張ってほしい、博多の屋台街。
そのあとも深夜まで、ディープな博多ナイトは続きますが、過激すぎて、ここには書けません。


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厳島神社

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九州の友人と別れてからは、広島で、久しぶりの厳島神社へと向かいます。二回目。潮の満ちているときにいきたいものですが、今回も引き潮。以前はなかったように思いますが、参拝料、取られました。
この神社はやはり特別。水の上の神社と、回廊部分含めた配置、背景の島の山々、すべてが気持ちよくまとまっています。残念なのが、対岸の本州本島の山中、ちょうど神社の軸線上にある、謎の巨大な建物。新興宗教かなにかの美術館らしいのですが、あれは最悪。今すぐにでも取り壊したい。
ちょっと高台に立つ、たしか、豊臣秀吉の頃の、骨太の柱と板の間と屋根だけの巨大な建設物があって、あの無骨な空間もすきなのですが、そこは夕方、閉まっていました。残念。
島、寺院と神社とが集まる、聖なる島。時間をかけて山道を歩き回りたいところですが、今回も断念。


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さて、西への旅もこれまで。あー素晴らしき日本の旅。あー遊びすぎの日本の夏休み。

じっくりと、長い夏休みをもらっての、久々の日本の旅。一人旅と友人と騒ぐのと、本当に楽しく、かつリフレッシュしてきました。ふるいのばかりですが建築ツアーもできたし。大分、本当は見たい現代建築も一杯あるので、そいつらを攻めに、また行きたいところです。
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  1. 2010/07/27(火) 19:48:31|
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