FC2ブログ

j-ume blog

建築 + アーバニズムの冒険 - the quest for urbanism + architecture

広島片田舎の受付嬢の靴 - Spingle

広島の片田舎にて70年前に創業した靴工場。そこのゴムを巻き上げて熱を加えて整形するバルカナイズ製法という技術のある会社。というとカッコよさそうですが、みんなはいたことのある、つまりは、あの体育館シューズを作っていた会社。日本の自社工場は中国の生産能力には勝てず、片田舎の工場は停止していました。今の工場の空撮が、70年前とまったく一緒なのに歴史を感じるそんな片田舎の工場。

その工場の受付嬢として入社して、経理とかしていたっぽいおばちゃんが立ち上がって、停止していた機械と(たぶん)手持ち無沙汰の職人さんと共同でスニーカーを作り始める。スニーカーにゴム巻上げ技術を使ったわけですね。全部日本人職人のハンドメイドなので高いのと、ゴムの部分が個性的で、そんな靴は誰にも見向きされずに時間が過ぎていく。彼女自身が営業して回ったみたいです。そんな折、某有名デザイナー系アパレルメーカーの目にとまるところから話は急展開。今ではずいぶん人気ブランドの様子。東京の営業は彼女が出向いて、有名アパレルメーカーやセレクトショップの兄ちゃんとやり取り。片田舎に帰ると、お母さんが残した畑で旦那さんと野良仕事。このギャップがたまりません。旦那さん、広島弁バリバリのおっちゃんで、野良姿の彼女はどうみてもその辺のおばちゃんで、東京でのミーティングでしていた顔の彼女と同一人物とは思えない。工場の職人さんもいい顔して働いている。

日本のものづくり根性とものづくりセンスが光って、気持ちのいい感じ。

僕がはいているのは、こっちで3000円くらいで買ったポールスミス。どうせ偽者であろう、それを買っているスリランカンはポールスミスなんて知らないであろう、そんな靴。
仕事用革靴はこっちで15000円くらいで買った、メイドインイタリーと書いてある、本当にメイドインイタリーであって欲しい靴。そんな靴をはいている僕は、いい靴が欲しくなってきました。

ネットショップ見ると、そこまで高くはないですね。
http://spingle.jp/
  1. 2011/12/21(水) 01:47:31|
  2. 未分類
  3. | コメント:2
前のページ 次のページ