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建築 + アーバニズムの冒険 - the quest for urbanism + architecture

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密度・個性 - Fall in Sapporo, Love in Hong Kong

親族結婚式のため、今回も突貫帰国。スリランカにて安いキャセイパシフィックのフライトを購入。と、チケット見ていると、機材はBoing 747。ジャンボです。日系航空会社はじめ、老朽化でジャンボ廃止に向かっているしなかなかもう乗らないのかもしれません。

子供の頃は大きな飛行機にあこがれていただけだったけれど、もっと大きなA380も飛び交い、飛行機が珍しい乗り物でなくなった今、ジャンボの機体はそれでも華々しく見えるのです。

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デザインに足を突っ込んで、そこそこエンジニアにも絡む建築関係からみると、ジャンボのデザインにあたらめて惹かれるのです。ちょっと調べると初飛行は1969年。40年以上前に完成していたテクノロジーとデザイン。今見ても個性的でシャープでとてもいい。香港の空港であたらめて間近に見るジャンボに惚れ惚れするのでした。さすがに機内は古さを感じるのではありますが。

航空力学的に飛行機の形は同じ形に収束している中で、またA380はぼったりイモっぽい顔立ちなのに対して、個性を放つジャンボが好きです。エンジンをあたらに、機能をあたらに、B747-8が生産を始めており、消えてしまうことはなさそうです。

***

今回は羽田に降り立ち、まずは東京の住まいへ向かい、翌日東京で一日過ごしました。翌日、札幌へと向かいます。連休もあって、超混雑の羽田から千歳へ。降り立つ窓の外、日本では北海道でしか見られないなだらかな大地が緑で覆い尽くされている風景がすでに気持ち良い。鉄道へ札幌駅へ向かう車窓も広大でした。

札幌に居を構えるときにみた同じ車窓からの風景はとにかく違和感で満ちていました。箱のような同じ形と大きさの家が規則正しく、ゆったりと並ぶ住宅地の風景。僕の知っている住宅地の風景の感覚では語れない間の抜けた住宅地への違和感は、違った土地に来たことをはっきりと示していたのです。

いろいろな世界を知った今、目の前に再度広がったそんな住宅地は、しかし、とにかく豊かに見えました。安っぽい壁なんかどうでも良く、気持ちの良い太陽が照らすゆったりとした空間は、やはりここでしか味わえない空間を作り出しているのです。森とそんな住宅地を繰り返したあと、ビルの立ち並ぶ札幌へと電車は到着します。

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久々に大北大キャンパスに入った途端、緑に包まれ、空気まで匂いが変わり優しく迎え入れてくれました。こんな素晴らしいキャンパスに毎日通っていたなんて、贅沢な大学生活を過ごしたものです。

研究室の混沌とした感じは変りません。夏休み中で静かな室内でしたが、もう10年前から全然変わらない空気が漂う本の山に埋もれているような先生も元気で何より。

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翌日、午前中、大通り公園あたりを散歩しに出かけます。すでに見える山々の緑が遠くからでもまぶしく、すがすがしい風が気持ちよく、大通りの端っこではゆったりと時間が過ぎていました。

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しかし、ちょうどオータムフェアなる、北海道中の地産のものを集めたフェアをしており、中心に近づくにつれて賑わいを増してゆくのでした。もう胃袋がいくつあっても足りない、頬の落ちる食べ物が次々と展開し、誘惑に誘われます。午後に備えてぐっと我慢するも、我慢できずにビールと牡蠣と海胆と豚と、食べ歩きました。やっぱりなんて贅沢な都市に居たんだと思わずはいられません。

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午後、結婚式に出席します。北海道神宮はきらびやかで清潔感に満ちていました。相変わらず爽やかな風と、一般参拝客も二人を愛でているのでした。

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披露宴、やはりおいしい料理と文系の二人ならではの華やかな式はやはり幸せなまま進行してゆきました。美人のお嫁さんも、いつもよりも芯のあったお婿さんも、ご両親も、もういい雰囲気。

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翌日、千歳空港に戻ります。デッキの上に上がってみると、突如広がる、何もない森に、飛行機が下りてきます。やはりここは北海道なのだと思わせる風景が眼前に広がります。

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飛行機が飛び立ってからも真下の緑はそのまま山までつながっており、その中にうねる川、まっすぐ切り刻む道路が見え、その先にやはり規則正しい街が見えるのでした。北海道にあたらめて経緯を表する瞬間です。

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翌日、羽田空港国際ターミナルの屋上デッキ、機能の風景とはまるで違う、遠くにビルが立ち並び、飛行機がひっきりなしに飛び交うメトロポリスの空港。

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ターミナル内に戻ると、JALのお姉さんたちが颯爽とお客さんに道を譲りながら通り過ぎました。いつもスターアライアンス系が多く、成田はターミナルが違うのでJALのユニフォームを見ることがないので、初めて見るJALの制服は凛としており、非常にかっこよく見えました。日本の航空会社の制服、ただのオフィスで働く人にしか見えないので、好きではなかったのですが、JAL、いいじゃない。

ケイタ・マルヤマのデザインだそうです。今年6月に刷新したばかり。と、調べていると、こんなウェブサイトを発見しました。
http://www.fashionsnap.com/inside/uniform-designer/
http://www.fashionsnap.com/news/2013-05-31/ana-prabal-gurung/
ANAも制服を変えるとのことですね。期待です。

キャセイの制服も好きです。また、アジア系の航空会社はトラディショナルなモチーフがふんだんで、個性的でいい感じですね。

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香港に到着。6時間弱の待ち時間があったので、街に出ることにしました。ちょっと高い空港へのアクセス鉄道であっという間に香港駅へ。香港島の香港金融センターの真下にある駅から高層ビルの立ち並ぶ街を少し歩きます。

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その後、反対側九龍側の下町へ向かいます。もうちょっと前にいた北海道と対照的に密度を常に感じながら、混んでいる食べ物屋さんに適当に入ります。

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マカロニ中華風牛肉スープみたいな不思議な食べ物を食べて、急いで香港駅に戻ります。

僕は香港が好きです。新旧入り交り、いろんな人たちが入り交じり、賑やかで、個性が積み上げられている感じ。香港女性もとにかく魅力的で、皆が思い思いのファッションの髪型と化粧に包まれています。

名残惜しげに空港に向かう車窓、やはり所狭しと高層アパートが立ち並びますが、地形が意外と豊かに険しく、山にと海に挟まれたビル群がいい感じに立ち並んでいます。高層アパートに住むなら香港のこんな山と海の狭間に住みたいです。

***

バンコク経由、スリランカ行のCX703、香港のお向かい深圳からの団体旅行客でごった返しています。洗練された香港人とは違い騒がしい。ボーディングの列に並んでいると、後ろのノーブラおばちゃんが密着してきます。居心地悪いので、持っていたキャリーバックを後ろに回して距離を保つと、近くの中国人が、「おばちゃん、荷物が邪魔って言っているよ、どけてあげて」とおばちゃんの中国語を翻訳してくれました。なんじゃそりゃ。中国では密着していないと横入りされるんでしょうね、と乗り込むまでの数分を我慢。

機内、隣に可愛いツアリストガイドさんが座り、30枚近くのタイ入国カードを延々と書きつづけて、サインまでしていました。機内も騒がしい。

バンコクで大量の団体さんが下りて行き、代わりにスリランカ人が乗り込んできます。スリランカ人、機内でフラッシュ焚いて写真撮りまくります。CAさんに何度も注意されても辞めないどころか、いろんなところでフラッシュが光り続け、CAさんの苦労を感じるのでした。

コロンボに飛行機が降り立ち、駐機場手前で順番待ち。当然ベルトサインは消えないのですが、勝手に立ち上がり荷物を降ろし始めるスリランカンに、CAさんがまた座ってくださいと。CAさんの苦労を感じるのでした。たまたま僕の隣の席が空いており、すでに降りる気満々だったスリランカンが隣に。僕は時間がかかりそうだったので寝ていたのですが、そのスリランカン、わざわざ寝ている僕を起こしていろいろ話しかけてくる。勘弁してください。

と、一気にスリランカモードに引き戻されて一週間ぶりのコロンボに到着したのでした。
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  1. 2013/09/27(金) 04:21:42|
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