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建築 + アーバニズムの冒険 - the quest for urbanism + architecture

Bus Terminal・巡 - Kuala Lumpur, Singapore

しばらくブログの更新を怠っておりますが、久々にバスターミナルの話を書こうと思います。昨年11月、そして年明けの1月コロンボへの道中に、クアラルンプールとシンガポールを訪ねました。
かつて、ヨーロッパの格安航空会社の飛行機に乗った時に、地方空港から出発するタラップのない搭乗風景と簡素な空港施設に、まるでバスターミナルみたいな空港と思ったものですが、クアラルンプールで見たものは、まるで空港みたいなバスターミナルでした。

クアラルンプールの郊外にできた新しいターミナル、TBS-BTS (Terminal Bersepadu Selatan at Bandar Tasik Selatan)。これまでの街中にあったバスターミナルから、南方長距離バスをまとめて移転。ややこしいバス業者を束ねて、極めて効率的に運用されているバスターミナルです。クアラルンプールからシンガポールなど観光客も使うターミナルですが、これならわかりやすくバスに乗れます。本当に空港のように、バスに乗るべき搭乗口がモニタで示されて、そこでチケットを切ってもらってバスに乗ります。バスベイも少ないバスベイに次々とバスがやってくる仕組みになっていました。

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続いて、昨日訪ねたシンガポール。シンガポールは長距離バスは限られるので、市内バス。MRT駅に大きめにバスターミナルが整備されている、Ang Mo Kio。ショッピングセンターと一体になった空調が行き届いたバスターミナル。方面別にそれぞれ列を作る仕組みで、手すりには腰かけられる高さにバーが。写真右側がショッピングセンターの吹き抜けになります。一応シャッターでバス部分とショッピングセンターは仕切れるようにはなっていますが、完全に一体化しております。バスが来ると、バス運転手が自動ドアを開けて列に並ぶ乗客を招き入れる仕組みとなっています。

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かつて見たことのある、きれいなバスターミナルといえば、鉄道網がそこまで発達していない北欧のものが印象に残っています。それ以外、特にヨーロッパは長距離バスは低所得者向けっぽい感じなので、汚いのが多かったですが、北欧、クアラルンプール、シンガポールと見たものは清潔で管理がしっかりしたバスターミナル。

日本もきれいなバスターミナルはあまり思いつきません。この前訪ねた新潟のも使いにくかったし、ほとんどの駅のバス乗り場は、駅を出て、簡単な屋根の下で待つだけだし、建物と一体型になったものも暗くて排気ガス臭が漂っていたりするし、新宿とか、プライベートの長距離バスターミナルとなんとなくなっている駅もまとまりがないし、バスターミナルに関しては、日本はまだまだ遅れていますね。

あとシンガポールのMRTは都心部では地下鉄となっていますが、この駅が気持ちよかったです。天井が高かったり、外光を地下深めのプラットホームまで取り込んだり。日本が窮屈なんだと思わずにはいられません。

しかし、シンガポールは、都市計画的には極端な事例ですが、学ぶことが詰まってます。
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  1. 2014/01/09(木) 03:17:12|
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