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建築 + アーバニズムの冒険 - the quest for urbanism + architecture

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80%プライベートの欧州旅行記5 – 民主都市、Helsinki

今回の旅の最終目的地はヘルシンキ。2009年以来、二回目となるが、記憶はかすかなものだ。先月に提出したコンペの結果発表会に来たのであった。

まず、現代美術館キアズマで行われたセミナーに参加。レクチャーが非常によかった。

はっとさせられたのは、ヨーロッパの各地でなされた都市再開発が、すっかりつまらないという話。僕が留学中は、いろいろと注目されている動きであったが、結果、いわゆるPPPによる都市開発、空間的スケールも、手法・スキームも完成してしまい、その土地らしさを失った開発ばかりになってしまった、という話だった。これで参加したコンペが当選することは無い、と確信し、ちょっと寂しくなる。

夜は、パーティ。セミナーのあまりのアウェー感にちょっと参加をためらうも、思い切って参加。結局夜一時半にホテルに戻るなど、自分の中のSocialityをいかんなく発揮。

ちょうどフィンランドの国会議員選挙があり、その結果発表のテレビにみんな釘づけ。良く言えば民主主義的だが、悪く言えばコンペの交流をすべき場所であまり相応しいとは思わない。

翌日の結果発表。ヘルシンキ市の都市局が会場だったので、市も絡んでいるかと思ったが、、オーディトリアムを借りただけの様子。平日だったので、応募したと思われる参加者は少な目、市民が何人か来ていた。テレビ局も。

最優秀賞は選ばず、ショートリストのみ。コンペの目的が、議論を起こすためであり、コンペの要項も何でも出していいという事だったので、応募作品の取り扱う内容も多岐に及んでいた。なので、ショートリストは、およそ分野ごとにそれぞれ一点、というような扱いだった。

およそ共通するのは、どれもあまり大規模な開発ではないという事。簡単なアイデア、多くを作らず小さなアイデアで大きな変化を生むようなアイデアばかりです。PDFがウェブで見られますが、どれも美しい。公園の中にテンポラリーな小屋を点在させて美術館にする、トラム駅を美術館とする、既存をそのまま美術館にする、市内にたくさんある美術館を集合させるショーケース、何もせず水際空間だけの質を向上させる。等々、やはり大きな開発はしない。

また、このプロセス自体が何より面白い。はてさて、今後が楽しみである。

自戒の念もたっぷりと心に感じつつ、非常に良い経験となりました。

*残念ながら、カメラが壊れたため、写真がありません。
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  1. 2015/04/27(月) 00:32:25|
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